*11*『魂色入門講座彩喜-saiki-』
おはようございます
『魂色』良由未-Mayumi-です。
『自分の人生を自分でつくり物語にする』今日も、歩みを進めて参りましょう!
前回は『エネルギーの奪い合い』のときの自我の状況についてお話しましたが、今回は奪い合いのパターンについてお話しします。
人は日常の中でエネルギーを必要とし、しばし人から注目をされたり認めてもらったり、相手より優位に立ったり貶めたりして、エネルギーの奪い合いをして居ます。そののパターンは、1、2歳から7歳くらいまでの間に決まっています。
子供の頃、家族の中で効果があった特別のやり方に固執する傾向があります。そして誰かが干渉するか、自分で気付こうとしない限り、一生そのパターンを強化し一生を過ごします。
子供の頃を思いおこす
子供の頃を思い出し、浮かんでくることを書きとめましょう。
・あなたの家族は何人家族?家族構成やその中での自分の役割
・家族全体での特徴は?
(例えばバラバラ・仲良し・心配性・人好き・悪口をいう)
・誰が家族の中心でしたか?
・あなたは家族をどう思っていましたか?
・家族の一人一人のあなたから見た役割や価値観は?
・あなたの今の生活に子供の頃の生活はどう反映していますか?
・あなたは自分を認めてもらうために、戦う必要がありましたか?(例えば兄弟、姉妹)
・家族からどういう愛情表現を受けましたか?それはあなたをどんな気持ちにさせましたか?
・あなたがよくぶつかる問題。自分で気がつくところがありますか?
自分で自分の奪い合いパターンを気付くと「エネルギーの奪い合い」から抜け出せ、無限にあるエネルギーと繋がることができます。自分の子供の頃の心に残ったエピソードを思い出し探求することは、自分自身を知るきっかけを与えてくれます。
エネルギーの奪い合い、4つのパターン
エネルギーを人とのやり取りをする中で、今回は人から搾取する4つのパターンについてお話しします。
脅迫者
脅迫者は、怒鳴ったり・力を振りかざしたり・脅したり・急に喚き立てたりして、人々の注目を引こうとする人たちです。
怒らせやしないか、文句を言われやしないか、極端な場合には暴力沙汰になりはしないかと、他の人々を恐怖で追い詰めます。
恐怖と「次に何が起こるか?」という注目のために、エネルギーが脅迫者の元に集まります。
脅迫者の特徴は、彼らは常に目立ちます。利己的な行動。周りに命令し、怒り、怒鳴り、たえず攻撃します。他の人々を怖がらせ不安にします。そして、力ずくで人々の注意を引き、エネルギーを奪い取るのです。
尋問者
尋問者は高圧的に脅すことはありませんが、あらゆる行動や言動、気持ちを心理的に問い詰めることによって、相手の気持ちや意思を砕いてしまいます。批評家でもある彼らは、他の人々が間違っていると責める方法を常に探しています。
尋問者があなたの失敗や間違いに注意を向ければ剥けるほど、あなたは益々彼らに注意をして、あらゆる動きに反応してしまいます。あなたが自分の正しさを証明しようと努力したり、彼らの質問に答えようとしたりすればするほど、あなたのエネルギーの多くが彼らの方に流れていきます。
尋問者の特徴は、皮肉屋・懐疑的・嫌味・ちくちく文句を言う・完全主義・ひとりよがり・自分の思い通りに人を操ろうとするです。彼らは筋の通った理論や事実・知性などで人を服従させ、エネルギーを奪い取ります。
傍観者
傍観者の人々は、自分の心の中の解決されていない悩み・恐怖・自分に対する疑いなどに捉えられています。他の人が近づいてきて、意思を押し付けられやしないか、意見を聞かれるのではないかと、人と距離を取ろうとします。
自分自身で全てをやらなければならないと考えていて、他の人に助けを求めようとしません。子供の頃、大人の締め付けが厳しく、自立心を阻害され認めてもらえなかったという気持ちが強い場合が多いようで、満たされない思いや満足感が足りてない状態です。
傍観者の特徴は、無関心・非協力的といったものから、謙虚・拒否・つむじ曲がり・ケチまでいろいろです。傍観者は人から離れることでエネルギーを守ろうとします。
そして、エネルギーを断ち切るフレーズで、自分自身のエネルギーを断ち切っています。「他の人とは違うから」「誰も私がしようとしている事をわかってくれない」「混乱している」「あの人たちに巻き込まれたくない」「・・・・・がありさえすれば」
争いや対立の匂いがすると態度が曖昧になり、電話に出なかったり約束を破ったりで、相手のエネルギーを支配します。
被害者
被害者の人々は、積極的に世界に立ち向かう力を自分は十分に持っていないと感じていて、同情を引き出し、エネルギーを自分の方へ引き寄せます。
被害者の特徴は、物事を悪い方にとらえる・心配そうな顔つき・ため息・震え・泣く・質問にのろのろ答える・辛かった事を何度も繰り返して話す、などによって自分の方に人の注意を引き、エネルギーを貰い受けます。
被害者は、か弱く助けを必要としている様子で問題を投げかけますが、本気で問題を解決する気はありません。「ええ、でも・・・」とよく使う言葉で受け流します。そして問題を解決できたとしても、すぐ次の問題を持ってきます。なにかしらいつも問題を抱えていないと、同情を引くことでもらえていたエネルギーがもらえなくなるからです。
まとめ
思い当たることはありましたか?
日常の至る所で、エネルギーの奪い合いは行われています。自分や周りのエネルギーの流れを読むことで、自分自身のコントロールが可能になります。次回は4つのパターンの生まれ方やパターンからの脱却のお話を進めていきます。
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それでは、また3日後にお会いしましょう。
今日もご機嫌にお過ごし下さい。
『魂色』良由未-Mayumi-