*15*『魂色入門講座彩喜-saiki-』

おはようございます
『魂色』良由未-Mayumi-です。

『自分の人生を自分でつくり物語にする』豊かな無限エネルギーに包まれるために、今日も、歩みを進めて参りましょう!

前回は、奪い合いを手放し無限の宇宙エネルギーと繋がると、自分のパターンが『プラスの資質』になるというお話をしました。

自分のエネルギーの奪いあいパターンに気がつき、そのパターンが『プラスの資質』になるイメージができたでしょうか?

今回からは、具体的に『豊かな無限のエネルギー』を手にするためのお話を進めていきますね。

「プラスの資質を光らせ」豊かな無限エネルギーを手に入れ『自分の人生を想い描いたように進めていく力』を手に入れるのです。

エネルギーを分かち合う

「豊かな無限エネルギー」と繋がるためには、奪い合いのパターンから抜け出す必要があります。

あなたは「奪い合いのパターン」を「知った」ことで、パターンが始まった時に「感じる力」を手に入れました。

そして「奪い合いパターン」を見極め、そこに隠されているメッセージを読み取るのです。

私たちが出会う人たち、周りにいる人たちは、それぞれ私たちのためのメッセージを持ち、私たちは彼らのためのメッセージを持っています。

私たちは、エネルギーの奪い合いをするのではなく、エネルギーを分かち合うのです。

奪い合いパターンの実例

不動産取引の仲買業を営むSさんは子供の頃、脅迫者パターンの父親から育てられ被害者パターンが身に付いています。

彼が引っ込み思案な幼少期を過ごしたのも、人生のあれもこれも諦めたのは、父親との確執が原因だと考えていました。

Sさんは父親の元を離れ都会で仕事をはじめましたが、彼の苦手なお客様は、父親似の高圧的な脅迫者パターンを持っている家の売主です。

家の売主は、一向に家が売れない事を彼のせいだと攻め立てます。「少し値段を下げてみましょう」と提案しても聞いてもくれません。逆にS氏の交渉力が弱いのではないかと攻め立てます。

そうすると、S氏は被害者パターンが顔を出し、「自分がいかに家を売るために時間と労力をかけているか」「どれだけ自分が優秀か」を、売主に認めさせることが優先事項になり、「売主が注文することがどんなに難しいか」「家の価値がほとんどないこと」「無理を言われた自分がどれだけ大変か」を、アピールします。

その結果、売主との関係は悪化。当然家も売れるわけがなく、脅迫者とのエネルギーの奪い合いがさらに激しくなり、何をしても言っても批判されます。とても疲れるだけでなく、仕事そのものが魅力のないものになってしまい、働くことができなくなってしまいました。

 

奪い合いのパターンを知ったS氏は、自分の周りで起こっているであろうエネルギーの奪い合いを書き出し、起こっていることを「知り」「認め」ました。そして1日に何分か自分のエネルギーを貯めるため「心を穏やかにして瞑想をする時間」を作りました。

数日後、落ち着きを取り戻し、改めて家の売り主と向き合いました。

今度は奪い合いではなく、「認め」「状況を明らかにし」相手にエネルギーを送ることを意識しました。

S氏は家の売主に、今後何をして良いかわからなくなっていることを話しました。これまでやってきたこと、批判されたと感じ次々にやってきたことができなくなっていること、この家の販売を最優先に尽力を尽くしたいと思っていること、それには同じ方向を向いた売主の力も必要なことを、心を込めて話しました。

脅迫者(売主)に、被害者(S氏)がエネルギーを、奪われるのではなく、自分から注ぎ込んだのです。

そうすることによって、2人で今後どうすれば良いかを話しあう協力関係ができたのです。

パターンが教えてくれるもの

S氏が、売り手の脅迫者のパターンに合わせて、被害者のパターンを出さないことは大変難しかったでしょう。

売り手の、早く家を売りたいという気持ちが、もともと持っている脅迫者の資質を出現させ、S氏を脅して文句を連発します。しかし早く家を売らなければならないのは売り手の都合です。S氏の責任ではありません。

しかし怒鳴られたり文句を言われることで、S氏の被害者パターンも出現し「家が早く売れないのは自分のせいだ」どうにかしようと焦り苦しみエネルギーを消費し、それを取り戻すため、奪い合いのパターンが始まる。

いつも通りの仕事をきちんとこなしているのなら、結果を気にして自分の正当性を主張する必要はないのです。

 

逆に考えると、いつも通りの自分をいつでも保っていられれば、奪い合いのパターンに巻き込まれエネルギーを消費することはありません。エネルギーを保ち周りの人と分かち合えます。

奪われたエネルギーでなければ、人と分かち合うことで2倍3倍にとエネルギーは増幅するのです。

そこで気をつけるべき事は、必要以上にエネルギーをあげ続ける事、またはもらい続ける事です。もらい続けていると自分では創り出そうとせず、もらうのが当たり前になり、何事にも依存体質な人を作り出すからです。エネルギーのやり取りは、ヒフティーヒフティー、その時もらった分は元気な時に返しましょう。

お互いにやり取りして広げていく、高めてもらっているうちに、もらってる方も高まる必要があります。この辺りも大切な事ですので後ほどお伝えしますね。

 

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それでは、また3日後にお会いしましょう。

『魂色』良由未-Mayumi-

 

 

 

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